ミーティングや質疑応答で使えるフレーズ「let's take it offline/その件はまた後ほど個別に・・・」
第一回は「let's take it offline」。
エンジニアに限らないビジネス用語ですが、よく使われるので取り上げてみます。電話会議でこの言葉を聞いて「テイク・オフ・ライン?」と電話回線を引っこ抜くのは間違いです(笑)
ミーティングやプレゼンなどの最中で、いま回答すべきではない、参加者みんなの役には立たないような質問をされることってあると思います。そういうシチュエーションで活躍するフレーズがこの「take it offline」。
- 質問者・・・「今の発言に関連して、私は今プロジェクトでこうこうこういう問題を抱えているんだけど、それについてどう思います?」
- 回答者・・・(ん?あんまり関連してないし、結構細かい質問だな。ちょっと回答長くなりそうだし、この質問にみんなの時間を割くのは勿体ないな…。)
- 回答者・・・「let's take it offline」(その件は後で個別に…)
こんな感じです。 やんわり断る感を出すには、手短な答えや理由も挟むといいかもしれません。
せっかちで短気なアメリカ文化では、ミーティングで無駄な話(スモールトークの類は除く)を長々とされると、イライラされることも。今回のようなフレーズを使って質疑の主導権を巧みに握るのもプレゼンスキル・コミュニケーションスキルの一つと言っていいと思います。
ちなみにわりと新しい言葉のようで、2000年頃から使われだしたという意見も。
I believe I started hearing it (or more often "let's take this offline") around 2000
(引用元)
英辞郎など日本のオンライン辞書では現時点でまだ見受けられないフレーズですが、筆者は良く聞くフレーズです。覚えておいて損はないと思います。
ではまた次回!